Shinnikkei News 2008 年 8 月 6 日
家族のライフステージに合わせて間取りを柔軟に変化させることができる
「 可変間仕切壁 」 を積水ハウス(株)と共同開発


  新日軽株式会社 [ 本社 : 東京都江東区、社長 : 中嶋豪 ] では、家族のライフステージに合わせて間取りを柔軟に変化させることができる 「 可変間仕切壁 」 ( 製品名 : スタイルシフトウォール ) を積水ハウス株式会社 [ 本社 : 大阪市北区、社長 : 阿部俊則、以下積水ハウス ] と共同開発いたしました。


 「 可変間仕切壁 」 は、天井と床を仕上げてから取り付けた専用のランナーに間仕切パネルをはめ込むため、短時間で簡単に施工することが可能です。間仕切る場所を変更する際には、通常の間仕切壁のように壁を解体して再度仕上げを施すという手間がかからないため、廃棄物の発生を最小限に抑え、しかも、床材や天井クロスの傷みもほとんどありません。また、シースルータイプの可変間仕切壁や通常の間仕切壁と同等の遮音性能を備えたタイプ、さらに用途に応じて開閉が可能な 「 シースルー引戸 」 も用意しています。


 これらは部屋全体を間仕切る以外にも、アクセントとして部屋の一部を仕切るパーティションに活用することもでき、多彩な空間構成が可能となります。「 可変間仕切壁 」 の表面材は化粧鋼板であるため、磁石付きの小物を貼って子ども部屋を飾ったり、整頓用の磁石フックを付けるなど、部屋を間仕切るだけでなく、美しさと多様な機能をあわせ持つアイテムです。


 なお、積水ハウスでは、長きにわたり住み継がれる住まいを提供するための一つのアイテムとしてこの 「 可変間仕切壁 」 や 「 シースルー引戸 」 を活用し、家族のライフステージに合わせて間取りを柔軟に変化させることができる空間可変システム 「 マドリング・ライフ 」 として空間と暮らしの提案を行ないます。


 当社はこれら商品の共同開発会社及び製造会社として、8 月 7 日より、「 可変間仕切り壁 」 ならびに 「 シースルー引戸 」 を同社に販売開始いたします。


 

 施工例 ( 画像・図面提供 : 積水ハウス )

◇大きなワンルームの部屋を、子どもの成長に合わせて 2 つの子ども部屋に分けた例
分ける前の室内写真 断面図 ⇒ 分けた後の室内写真 断面図

◇リビングにあった可変間仕切壁の位置を変え、半独立型リビングと DK に変更した例
変更前の室内写真 断面図 ⇒ 変更後の室内写真 断面図

 

 

記載されている内容は、2008 年 8 月 6 日現在のものです。
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