シペラス
シペラス
シペラス別名「カヤツリグサ」。古代エジプトで紙の材料になったことで有名なパピルスの親戚です。高さは40cmぐらい。すらっと伸びた茎の先に、葉のような苞が広がっています。
湿地帯の植物なので、夏場は今回のように水の中で育てる方が向いています。冬は水から出して乾燥気味にしておくと、案外寒さに強く屋外でも越冬できることがあるようです。
日当りが悪いと茎が伸びすぎてしまうので、室内で育てる場合は注意が必要です。

ヒメスイレン
ヒメスイレン鉢で栽培するには、スイレンよりも小型で丈夫なヒメスイレンがおすすめです。右写真のような形で売られていますので、買ってきた鉢のまま、深さのある水鉢に沈めます。
花は、ピンク、黄色、白などで、日中咲いて夕方にしぼみます。日光が大好きな植物なので、なるべく株まで光が当たるようにすると、次々と花芽があがってきてきれいな花を楽しむことができます。葉が茂りすぎると日光を遮ってしまいます。弱ってきた葉はマメに摘み取りましょう。腐った葉や花は水の痛む原因にもなります。
ヒメスイレン

ラセンイ
ラセンイ畳に使われるイグサの仲間。つまり「らせん状に育つイグサ」です。湿地帯の植物ですが、日光を好みます。室内の鉢で育てている場合は、日光不足で弱ってしまう場合が多いようです。
インパクトのある植物なので、左写真のように、センターにラセンイを置いて浮き草を散らしただけのシンプルな水鉢もオシャレです。
ラセンイ

ホテイアオイ
ホテイアオイ
金魚鉢に浮かぶ姿を目にすることが多いホテイアオイ。鉢の底に土があると、そこに根を伸ばしてどんどん成長し、紫色のきれいな花を咲かせます。(ウォーターヒヤシンスという別名は、この花から来ているそうです。)
ホテイアオイホテイアオイは水質を浄化するとして、ビオトープなどでも使われる例が多いようですが、繁殖力が旺盛すぎて他の植物を駆逐してしまうことも。庭の池などで鑑賞する場合は、気をつけた方が良さそうです。左写真はホテイアオイとヒメガマの組み合わせです。

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