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住まいづくり情報

 

ガーデニング便り

10月
そろそろ秋めいてきました。自然の草木も鮮やかな実をつけ始める季節です。
 今回は赤い実がかわいらしい「ジュズサンゴ」を中心に、日本の秋の野山のイメージで寄せ植えを作ってみました。葉が大きくて美しいニホンフヨウは、このような鉢に使うと別の表情を見せてくれます。

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寄せ植え例 (クリックで拡大します)
写真

ポイント
40cmほどのニホンフヨウを奥に、手前にムラサキシキブとジュズサンゴを植えました。背の低い姫リンドウをグランドカバー的に数株植え込んで完成。

管理
ジュズサンゴやムラサキシキブは半日陰でも大丈夫ですが、りんどうは日光を好みます。これからの季節は日が当たる場所で管理した方が長く楽しめるでしょう。フヨウやムラサキシキブは寒くなると葉が落ちて寂しくなってしまいます。ジュズサンゴは常緑なので、鉢のまま冬を越すこともできます。


庭木タイトル
フヨウ
夕方にはしぼんでしまう一日花のはかなさが、日本的な情緒を誘います。
フヨウ 上でご紹介したフヨウは、アオイ科の落葉低木で、露地植えだと3-4mの高さまで成長します。ハイビスカスと同じ仲間。そういえば花のなりたちが良く似ています。
 同じアオイ科の「ムクゲ」と間違われることもあるようですが、幹も枝も空に向かって伸びるのがムクゲ、横に枝分かれしてこんもりと広がるのが「フヨウ」と覚えておけば良いでしょう。
フヨウ

 葉の美しさもフヨウの魅力のひとつ。残念ながら冬には地上に出ている部分が枯れて、辺りが寂しくなってしまいます。周囲に常緑の植物を植えるなどの工夫をおすすめします。
( >>『植物図鑑』フヨウ )
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