■ボリジ
地中海沿岸が原産。葉は、若いうちは生のまま刻んでサラダにしたり、大きくなったら茹でたりフライにして食します。またお風呂に浮かべると肌がしっとりする効果があると言われています。
青い星型の花は、摘み取ってガクからはずし、そのままサラダや砂糖菓子にして食べられます。ワインに浮かべると花の色が青からピンクにかわるというのもロマンチック。ボリジの花には、憂鬱な気分を和らげてくれる成分が含まれているそうです。
■フレンチラベンダー
北海道で有名なのはイングリッシュラベンダーですが、この時期、園芸用に多く出回っているのはフレンチラベンダー。楕円形にふくらんだ花穂がかわいらしく、比較的暑さに強いため、庭植えでも夏をこすことができます。
花を摘んでポプリにしたり、ドライフラワーにして、優しい香りをリビングやベッドサイドでも楽しみたいですね。品種によってはお茶やお料理の風味づけにも利用することができます。
■ミント
ハーブの代表格とも言えるミント。料理に、お茶に、薬に、アロマオイルにと、日常生活のいろいろな場面で使われています。
今回寄せ植えに利用したのはスーッとする香りで知られるペパーミント。左写真は、アップルミント（左）と、オーデコロンミント（右）。その名の通り、やさしいリンゴとコロンの香りが楽しめます。他にも、パイナップル、ジンジャー、レモンなど、香りの微妙な違いを感じらるさまざまな種類が出回っています。
■フェンネル コリアンダー タイム
西洋料理の香味としてよく使われるフェンネル（左）。中国料理やエスニック料理に欠かせないシャンツァイことコリアンダー（中）。肉料理の臭み消しや入浴剤としてもおなじみのタイム（右）。ほかにも、パセリ、イタリアンパセリ、バジル、セージ、カモミールなどなど。使いやすく育てやすいハーブはたくさんあります。好みのハーブを種から育ててみるのも楽しいですね。
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