ガーデニング便り
今年は暖冬の影響か、ハーブの苗の登場が早いようです。香りを楽しんだり、お料理のスパイスにしたり、お風呂に浮かべたりと、いろいろ楽しめるハーブたち。庭植えで広く育てるのもいいですが、鉢に植えてキッチンの近くに置いておくと、必要な時にさっと摘み取れて便利。
ハーブは放っておくとどんどん増えるので、大胆にゴソッと摘んで使っていくことが管理のポイントです。
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背の高いミントとボリジを奥に、茎が広がるラベンダーとフェンネルを左右に植えて、間にコリアンダーとタイムを入れました。花が咲く品種を上手に交ぜると、見た目にも楽しめます。
日当りのよい、風通しのよい場所を好みます。夏の高温は苦手な植物が多いので、直射日光のあたりすぎに注意しましょう。使うときは葉を1枚づつ摘むよりも、根元からバッサリ切り取るようにすると、脇芽が出ていっそう増えます。
冬の間は細長い枝だけの姿になるユキヤナギ。春の訪れとともに、白い小さな花を枝いっぱいに咲かせます。その姿はまるで遅れて降った雪が積もったかのようで、名前の由来になりました。砕いたお米を地面に撒いたようにも見えることから、「コゴメバナ」という名でも呼ばれます。
落葉低木で、1〜1.5mぐらいまで成長します。日本原産ということもあって育てやすく、庭木や生け花として古くから親しまれていました。花が満開になった頃に緑の葉が顔をみせはじめ、花が小さな実になったあとも、緑の枝がしなやかに風にそよいで、夏はとても涼しげです(右写真)。
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