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住まいづくり情報

 

ガーデニング便り

7月
 季節は梅雨のまっただ中ですが、7月と聞けば心は夏。夏らしい元気な色の植物で、ひと足先にトロピカル気分の演出です。
 今回の寄せ植えは、真夏に向けて、炎天下でも大丈夫な植物を中心に作りました。ピンクが鮮やかなブーゲンビリア。ポーチュラカも同系のピンクの花を選びました。その名から南十字星をイメージさせるサザンクロスとともに、南国の雰囲気を届けてくれます。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
ブーゲンビリアをセンターに、そのまわりをポーチュラカとサザンクロスで囲みます。鉢の縁には、ハツユキカズラを垂らして。

管理
ブーゲンビリア、ポーチュラカは真夏の太陽にも耐える植物です。サザンクロス、ハツユキカズラも日当りを好みますが、夏の直射日光は避け、風通しの良い場所に置く方が良いでしょう。

 
庭木ファイル

 アブチロンアオイ科の半常緑低木。ブラジル原産の半つる性植物です。写真はチロリアンランプと呼ばれる品種で、その名の通り、ランプをぶら下げたような形がとても可愛らしい。6月から11月頃まで、比較的長い期間楽しめます。赤い風船状の部分は萼で、黄色いのが花です。他に、落下傘のように花びらが開いて咲くタイプのアブチロンもあり、こちらはアオイの花に似た形をしています。

 アブチロン熱帯植物ですが、関東以西なら戸外で冬越しできるので、露地植えしているお宅も良く見かけます。フェンスにからませたりすると、よく生育して、夏場は自然のカーテンに。離れて眺めると、赤いホタルが緑の葉の間に見え隠れしているようにも見えますね。弱ってくると、枝が細くなり、花付きが悪くなってきます。花が終わったら刈り込んであげると、そこから新しい枝が増えて来ます。
アブチロン
<写真はクリックで拡大します>