ガーデニング便り
中央のクレマチスはH・Fヤングと名前がついていて、春から秋に薄紫の美しい花をたくさん咲かせます。残念ながら3月頭はまだ、つぼみ状態(右写真)。でも、花が開く日を今か今かと待つのも楽しいもの。いずれ開花した折りに、花のアップ写真を追加させていただきますね。(追記:3月半ば、きれいな薄紫の花が咲きました!)
3月といえば、ひな祭りの桃につづいて、南からソメイヨシノも咲きはじめます。春の訪れとともに、気分も次第にピンク色になる季節。寄せ植えにも「ほんのりピンク」の花を咲かせるワックスフラワーとカランコエ・プミラを添えてみました。
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2月下旬から3月にかけて漂ってくるいい香りの元を探ると、この木があります。漢字で書くと「沈丁花」。香りのいい沈香(じんこう)と丁子(ちょうじ)あわせたぐらい良い香りがするということから、この名がついたといわれています。
ジンチョウゲ科ジンチョウゲ属の中国原産の常緑低木で、高さは1-2m。ちょうど鼻の高さに近いところで花を咲かせてくれるので、いっそう香りに気づきやすいのでしょうか。
楕円形で光沢のある葉の先に、手まりのような形でたくさんの花をつけます。それほど成長しないので、庭先の小さなスペースでも植えることができる便利な植物でもあります。実は、花のように見えるのは、ガクが筒型になったもの。右写真のような薄紫の縁どりがあるタイプが一般的ですが、上のように白い沈丁花(シロバナジンチョウゲ)も。
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