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住まいづくり情報

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ガーデニング便り

8月
サトイモ科のスパティフィラム。温度が低くなければ、ミズバショウに姿形が似た花を四季を問わずに咲かせるので、室内観葉として人気の植物です。
 そして、水生植物のシラサギカヤツリをあわせました。こちらもスッとした出で立ちが涼しげで、いっとき暑さを忘れさせてくれるような鉢植えになりました。デュランタの淡い紫色が効いていますね。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
センターの右奥にスパティフィラムを1株。その左にデュランタを一株。右側手前にシラサギカヤツリ、左側手前にはコニファのバリエガータ。最後、手前に垂れるようにシダを植えます。

管理
スパティフィラム、シラサギカヤツリは、湿った環境が大好き。水分を欠かさないように気をつけましょう。真夏の日光はキツいので、室内のカーテン越しの光ぐらいがちょうど良いようです。

庭木ファイル

 ハススイレン科の水生多年草。根は水底にあり、茎と葉、花を水面に出す「浮葉植物」。ちなみに、水面近くで浮かせるように花が咲くのがスイレンです。
 ハスの魅力は何と言っても、色も形も美しい花。仏教では「極楽の池に咲く」と言われているそうです。右は奈良、唐招提寺でのショット。さすが、絵になる風景です。花は早朝に咲くので、その瞬間を鑑賞してもらうため開園時間を早める植物園もありますね。

ハスハスが繁殖するような池をお持ちの場合は別として、大きめの水鉢があれば庭先や玄関前でも栽培することができます(右写真)。葉は日光にあたった方がいいですが、水が温まると藻が生えやすくなったり、水が蒸発して水分不足になることも。清潔な水を常時絶やさないよう、注意が必要です。
 ハスと言えば、食べる「レンコン」を連想する方も多いと思いますが、花観賞用の品種の根っこは細いそうです。あしからず。
ハス
<写真はクリックで拡大します>