ガーデニング便り
夏から秋を通り越して初冬になっちゃったみたいな今年ですが、ようやく出回りはじめたたくさんの花を盛って、秋を楽しむ寄せ植えを作ってみました。秋といえばコスモス、そしてシュウメイギクですね。元気が出るように、色とりどりのケイトウと、形がユニークなダンギク、さらに伸び伸びとはじけるユーフォルビアを組み合わせました。コスモスは複数株を植えることで、カラフルな色あいや群生しているイメージを楽しむことができます。
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カツラ科カツラ属の落葉高木。高さは20メートルから30メートルにもなります。
ほぼ日本固有の樹木で、枝分かれして広がって伸びる樹型の良さと、春の新緑、秋の黄葉の美しさで知られています。ハート型の葉のカタチもかわいらしいですね。今も公園や並木などでよく見られますが、大きく育ちすぎるため、よほどのお屋敷でないかぎり庭植えは難しいのが残念。雌雄異株で、4月頃、まず薄い紅色の小さい花を咲かせます。秋には円柱形の果実をつけるそうです。幹はまっすぐに伸び成長も早いので、建材や家具材、楽器、器、下駄などとして広く用いられてきました。
少々脱線しますが、古い映画や唄で有名な『愛染かつら』。調べると巨大なカツラの木にノウゼンカヅラのツルがまきついて、一体化したように見える木につかまりながら恋人同志が誓いをたてると、将来は必ず結ばれるという逸話をもとにしたストーリーだそうです。なるほど。
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