HOME > 住まいづくり情報 > ガーデニング便り > 2011年2月

住まいづくり情報

トップへ戻る

ガーデニング便り

2月 
ひと足早く春を呼び込んだような、明るく元気な寄せ植えを作りました。マメ科のツル性植物ハーデンベルギアと、複数の球根植物の顔合わせですが意外とマッチしていますね。
旧暦でいうと2月3日からが「新春」、すなわち「春の訪れ」です。これからはどんどん暖かく、陽も長くなる季節。そんなウキウキする気分も伝わるでしょうか。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
奥にあんどん仕立てのハーデンベルギア。左手前にチューリップ、右手前にラッパ水仙を。その間に、ミニチューリップとスズランスイセンを植えました。

管理
ハーデンベルギアは霜に弱いので、冬場の夜間は軒下や室内に移動すると安心です。つるは3〜4メートルまで伸びることがあり、見苦しくならないように形を整えながらハサミを入れていきます。球根の花類は、庭に植えても大丈夫な種類もあります。

庭木ファイル

マンサクマンサク科の小高木。高さは5〜6メートルになります。日本が原産で、北海道から九州まで広く分布しています。「満作」と書くその名の由来は、花がいっぱい咲いて豊かな様子を表しているからとも、早春に他の花にさきがけて「まず咲く」からともいわれているようです。詩人・丸山薫の『白い自由画』という詩に、雪国の真っ白い風景画にあやまって黄色の絵の具を落としたら子供たちが「ああ、まんさくの花が咲いた」と喜ぶシーンが描かれています。かつての日本の子どもたちの豊かな感性がとても印象的な詩です。

マンサクマンサク属のマンサクは秋に美しく黄葉して落葉しますが、「トキワマンサク-常磐満作-」という種もあり(写真右)、常緑で丈夫なので生け垣や駐車場のフェンスなどに使われているのをよく目にします。こちらの方がやや花期が遅く5月頃に花を咲かせます。

マンサク
 
<写真はクリックで拡大します>