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住まいづくり情報

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ガーデニング便り

7月
梅雨明け前から猛暑日が到来。節電も必要な今年の夏は、ひときわ暑さ対策が気になります。そんな時は思い切って熱帯の植物の寄せ植えを作り、リゾート気分にひたってしまうのもいいかもしれませんね。
ハイビスカスは一日花なので、せっかく咲いても翌日にはしぼんでしまいます。花芽が多い株を選ぶと次々に花が楽しめますね。関東以西なら地植えしても越冬できるようです。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
トピアリー仕立てのハイビスカスを奥に立て、その左右にニューギニア・インパチェンスを、手前に深紅のアンスリウムを一株。ブライダルベールは、鉢の縁に沿うように広げて植え込みます。

管理
熱帯の植物たちも日本の湿気の多い夏は苦手です。真夏は直射日光に当たらない場所に置きましょう。冬場は室内にとりこめば、冬でもグリーンを楽しめます。

 
庭木ファイル

ササ7月といえば七夕。笹に願い事を書いた短冊を吊るして「笹の葉さらさら〜♪」と歌った記憶はどなたもお持ちでしょう。太陽暦の7月7日はたいてい梅雨の最中ですが、旧暦でいうと今年は8/6(土)が七夕です。本来は夏のイベントだったんですね。
近年の都会は笹の入手が難しくて、ビニール製の笹を買っているお宅や学校も多いようす。少々淋しいです。笹がたくさん生えて困っているお宅は、この時期に切り取って玄関先に置いておくと、小さなお子さんがいるファミリーに喜ばれるかも!

ササさて、竹と笹の違いがわかるでしょうか。一般には、高くまで伸びるものを竹、地面近くに密生するものを笹とするようですが、生物学的には、「タケノコが伸びて皮が成長後に落ちるものが竹、皮がはがれずにそのまま残るのが笹」と区別するそうです。竹も笹も、地中部分に長くて強い地下茎を伸ばして繁生します。そのため、どんどん広がって他の植生を駆逐し、時にはお隣の庭まで浸食するといったマイナスにも注意しなくてはなりません。それでも生け垣として植えられていたり、和の庭に溶け込んだ笹の風情は、「いいなあ」と思って眺めてしまいます。
ササ
<写真はクリックで拡大します>