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住まいづくり情報

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ガーデニング便り

8月
多肉植物マニアは結構多いようですね。植物の名前で検索すると、熱心にその成長を記録しているブログがたくさん出てきます。今回メインに使ったエケベリア「高砂翁」も、ファンが多い品種のひとつ。大きくなったものはン万円で店頭にならぶそうですよ。
多肉植物は、高い温度を好んで春から秋に成長する「夏型」と、高温多湿を嫌い夏に休眠する「冬型」に大きく分かれます。寄せ植えをするときには、その点に注意が必要ですね。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
センター奥に大きなエケベリア(高砂翁)を植え、その右にマザーリーフを植えました。他にエケベリアのゴールデングロウ、十字星、黒法師、カメレオンなど数種の多肉を集めました。

管理
多肉植物の場合、用土の過湿は禁物です。が、水をあげなくてもいい、というわけではありません。成長期は用土が乾いたら水やりを。休眠期は多少放置しても大丈夫です。

庭木ファイル

エゴノキエゴノキ科エゴノキ属、雑木林などでよく見られる落葉高木。高さは10メートル前後まで成長します。和洋どちらの庭にも似合い、公園や街路などにもよく植えられています。
5〜6月頃、2センチほどの白いかわいい花(下写真)を鈴なりに枝からぶらさげます。夏には、その花が緑白色の楕円形の果実になって吊り下がり(右写真)、真夏の日ざしをうつしてとてもかわいらしいです。若い実の皮は有毒なサポニンを含んでいて、ある地方では、すりつぶして川に流してサカナを麻痺させる漁に使われていたという話もあるそうです。エゴノキという名前も、果実を口に入れるとエグイ(エゴイ)ことに由来しているのだとか。

エゴノキ日本原産。別名は「チサノキ」「チシャノキ」。万葉集の大伴家持の歌にも「ちさの花咲ける盛りに・・」とあるように、古くから日本人にはなじみの深い樹木だったのでしょう。粘り気のある材は、おもちゃや杖などに使われてきました。将棋のコマもエゴノキだそうですよ。
エゴノキ
<写真はクリックで拡大します>