HOME > 住まいづくり情報 > ガーデニング便り > 2012年7月

住まいづくり情報

トップへ戻る

ガーデニング便り

6月
日本でも定番となってきたハイビスカスの寄せ植えです。暑い暑いと文句をいいながら夏を過ごすより、照りつける太陽を積極的に浴びに行くイメージで、真夏に次々と花を咲かせる植物を選んで植えました。思い切り強い色を重ねて元気さをアピールしましょう。
とはいえ、ハイビスカスにもニューギニアインパチェンスにも日本の夏は暑過ぎるのだそうです。特に午後の強い西日は苦手。人間も植物も、日光浴には注意が必要ですね。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
鉢の一番奥に八重のハイビスカスを植え、手前にニューギニアインパチェンスを一株。その手前の左右にジニアを入れました。

管理
次々と花を咲かせるので、まめに花がらを取ってあげると美しく見えます。西日があたらない半日陰の場所を好みます。寒い季節は室内の日当りのよい場所に移動してあげると越冬できます。

 
 
庭木ファイル

シダレヤナギ ヤナギ科ヤナギ属の落葉高木。木の高さは10〜25メートル。中国が原産で、奈良時代には渡来していたといわれています。古くから街路樹として植えられていたらしく、奈良市の平城宮跡には当時の都の面影を再現したのか長いヤナギロードがつくられていて(写真左)、とても風情があります。ヤナギと言えば歌にうたわれるほど有名な銀座の街路樹がありましたが、昭和の工事で姿を消してしまいました。今、商店主たちを中心に再び銀座のシンボルとしてヤナギを復活させようという動きがあるようです。

シダレヤナギ 細く長く伸びた枝がしだれ、風になびく姿が優雅で美しいヤナギですが、江戸時代の禅宗の和尚さんの言葉に「気に入らぬ風もあろうに柳かな」というものがあるそうです。なるほど、たおやかに風になびいて見えるヤナギですが、実は吹かれたくない風もあるのかも。気に喰わないことがあってもヤナギのようにやわらかく受け流しなさいという教訓が込められているそうです。
シダレヤナギ
<写真はクリックで拡大します>