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住まいづくり情報

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ガーデニング便り

10月
毎年この時期にはクリスマスらしい寄せ植えをご紹介しています。ツリーで華やかに飾り付けるのも楽しいですが、小さなクリスマスカラーの鉢植えを玄関まわりやリビングに置くのもナチュラルで暖かい感じがします。
今回はコニファーを使ってミニチュアの森のようなアレンジに。ポインセチアの赤と白、さらにヒメヒイラギの赤い実がアクセントとなっています。小さい家の置物を加えたり、ピックタイプのオーナメントを指したりと、さらに楽しい演出をしてみてください。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
一番奥に背の高いコニファーを植えて、その両脇に赤いポインセチアを。鉢のセンターの横のラインに、コニファーを3株並べて植え、その手前にヒメヒイラギを2株、一番手前に白いポインセチアを入れました。

管理
ポインセチアは暖かいところの植物なので、日本の冬の寒さは苦手です。できれば夜は室内に置いた方がきれいな色を楽しめるでしょう。雨にあたったり水がかかると赤い色が褪せてしまいます。

 
 
庭木ファイル

ピラカンサ 高さ最大5mほどになるバラ科の常緑低木。東南ヨーロッパから、西アジア、ヒマラヤ、中国とシルクロード沿いに分布するピラカンサ属の総称で、6種類が知られています。

ピラカンサ 日本では、タチバナモドキ、ヒマラヤトキワサンザシ、トキワサンザシの3種類が植えられ、しばしば区別をつけずに「ピラカンサ」の名前で流通します。「タチバナモドキ」はミカン科のタチバナに似て橙色の実をつけることから、「トキワサンザシ」は果実が食用にするサンザシにていて、葉が常緑であるところから、それぞれつけられています。トゲがあり、奔放な樹形になるところには注意が必要ですが、刈り込みに非常に強く、生垣やトピアリーなどの自由な造形に適しています。初夏に白い花をいっぱいにつけ、秋には橙色や朱色の果実をたわわに実らせるので、野鳥を呼び寄せるにはうってつけの樹木です。植える場所も選ばず丈夫なので、鳥の憩う庭を目指して植えてみてはいかがでしょうか。
ピラカンサ
<写真はクリックで拡大します>