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植物図鑑

あ行の植物
 
アイリス
アイリス

中央はアイリス、左右がハナショウブ。両者ともあやめ科。アイリスは花色豊富。一方、ハナショウブは花色より花形に変化が目立ちます。さらにハナショウブは、水湿地でも生育できます。花期はアイリスが関東で5月、ハナショウブは5月下旬〜6月。いずれも耐寒性に優れ冬は地上部は枯れますが、宿根して増えていきます。
 
アガパンサス
アガパンサス

ユリ科アガパンサス属、南アフリカ原産。
高さ70〜80cm。6〜7月に白、空色、濃紫青などの傘のように小花が集まった花を咲かせます。 湿り気があり、水はけのよい場所を好みます。 暖地でほぼ常緑の葉は手がかかりません。 大型で群生しますが、3〜4年に一度、株分けした方が多くの花をつけます。 個性的な花姿はモダンな庭を演出してくれます。
 
あじさい (紫陽花
あじさい (紫陽花)

ユキノシタ科 アジサイ属。日本原産の落葉低木で、つる性や常緑のものもあり、挿し木によって増やしていきます。開花期は6〜7月で、新しい枝の先に15〜20cmの散房花序、あるいは半球状に花をつけます。花は、花弁状の3〜4枚の萼片からなる中性の装飾花と、その中心に小さな両性花をつけます。日本の初夏を象徴する花です。
 
アシュガ・レプタンス
アジュガ・レプタンス

シソ科、アジュガ属、ヨーロッパ・中央アジア原産。別名、セイヨウキランソウ。品種名はアトロプルプレア。草丈15〜20cm。
花期は4~6月。常緑多年草です。赤紫の混ざった色の葉が美しく、グランドカバーに適します。半日陰を好み、乾燥は嫌います。旺盛にランナーを伸ばして子株を増やしていきます。密生してきたら間引くとよいでしょう。肥料の与え過ぎは花つきを悪くするようです。
 
アネモネ・コロナリア
アネモネ・コロナリア

キンポウゲ科アネモネ属。原産地、地中海沿岸。
絵はデカーン種。花期は3〜5月で草丈30cmほどです。日あたり、水はけのよい場所を好みます。酸性土を嫌うので、植えつける時に石灰を混ぜるとよいでしょう。9月下旬頃、深さ10cm程度に、平らな方を上向きに植えつけます。
腐りやすい球根なので、植えつけたその日は水をやらず、土の水分によってゆっくり球根が湿るのを待ってから水やりを始めましょう。
 
アメリカンブルー
アメリカンブルー

草丈は10〜20cm、エボルブルスという別名があります。
日当たりと排水のよい場所を好みます。
冬越しさせた株から、春先に挿し穂をとります。花が長く楽しめるのが大きな特徴です。
 
アンスリウム・アンドレアナム
アンスリウム・アンドレアナム

サトイモ科、アンスリウム属。別名オオベニウチワ。草丈70cmほど。常緑多年草。南米エクアドル・コロンビア原産。
温室のような高温多湿が好きです。6月頃植え替えます。冬の開花も、室内を過湿し陽だまりに置けば可能です。冬の水やり施肥は控えます。
赤い部分は花ではなく、仏炎苞と呼ばれる苞(ほう)。棒のような部分が花で肉穂花序(にくすいかじょ)です。 南国風な花のアレンジにぴったりです。
 
梅

バラ科サクラ属、落葉高木。原産地、中国。開花2〜3月、結実5〜6月。
梅は、その年伸びた先端の長枝にはあまり花がつきません。そのため、11〜12月の落葉後に強い剪定をして、中間の短い枝に多くの花芽をつけさせます。「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」と言われる所以(ゆえん)です。
絵の手前は、茶青梅(ちゃせいばい)の盆栽仕立て。ガクが緑色の、一重の大輪咲き品種です。
 
ウモウゲイトウ
ウモウゲイトウ

ヒユ科ケイトウ属、1年草、熱帯アジアインド原産。
発芽適温が高いので5月上旬頃種まきします。 移植を嫌うので直まきしますが、植え替える時は苗が小さいうちにします。 草丈10〜90cm。これらは20cmほどの矮性品種。 いずれも開花期は7〜11月で他に黄・桃色などがあります。 夏の強い日光が好きで、水はけを良くし、過湿に注意します。
 
エニシダ
エニシダ

マメ科エニシダ属、常緑性多年性低木。南ヨーロッパ原産。
5〜6月に開花し、高さ1〜2mで低木に適します。漢名、金雀枝。
排水のよい、日なたの乾燥気味の場所を好み、移植は嫌います。根張りが少ないので、大きくなったら支柱が必要でしょう。さし木で繁殖します。
 
エリカ
エリカ

アフリカ原産のツツジ科の常緑低木。別名は「ヒース」といいます。
葉は、杉の葉の様に細くとがっています。春に桃紅色の小さなつぼ形の花を枝一面につけます。
 
乙女椿
乙女椿

ツバキ科 ツバキ属。
関西では別名”淡乙女”(ウスオトメ)とも呼ばれます。花色は淡桃色。中輪、千重の端正な花姿を12月〜翌年4月まで咲かせます。 花つきよく、樹形は横張りで丈夫です。雪には強いですが、表日本の乾いた北風は避け、西日のあたらない所がよいようです。ツバキに付く、チャドクガは人体に激しい炎症を起こすので薬の散布が必要です。
 
オステオスペルマム
オステオスペルマム

キク科オステオスペルマム属、原産地、南アフリカ。別名アフリカンデージー。暖地では多年草。草丈40cmくらいで花期4〜6月。
ディモルフォセカと似ていますが、花色はオステオスペルマムの方が多彩でこちらは多年草です。戸外の日光が好きで、花壇・ロックガーデンに適します。過湿は根腐れをおこします。日が陰ると花を閉じます。
春花の後、きり戻して施肥し(チッ素分は控えて)、大きな鉢に植え替えると秋に再び花をつけます。
(イラスト/のはな 由美)

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