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植物図鑑

は行の植物
 
ハイビスカス
ハイビスカス(コペンハーゲン)

アオイ科、フヨウ属。中国南部、インド原産。非耐寒性常緑低木。コペンハーゲンは北欧生まれの品種で、室内でも開花が可能です。
ハイビスカスは、開花中は水と肥料切れに注意し、月に二度程液肥をやってください。11月〜5月は日当たりのよい室内で育てます。挿し木は6月にします。6月〜10月は日照の良い戸外へ。日照不足では蕾が落ちてしまいます。戸外では庭に地植えすると、よく育ち、花も立派に咲きます。冬には大きくなりますから鉢も大きくしましょう。
 
ハクモクレン
ハクモクレン

モクレン科、モクレン属、中国原産。5mにもなる落葉高木で、樹形は直立します。日当たりのよい場所を好みます。紫の花のシモクレンと区別してハクモクレンと呼びます。早春(3〜4月)白い花を枝いっぱいに咲かせて春の到来を知らせてくれます。葉は花後にでます。庭の中心となる大型樹になり、夏には広い日陰を作るので考慮して造園して下さい。
 
ハゴロモジャスミン
ハゴロモジャスミン

モクセイ科、ソケイ属。常緑つる性低木。原産地は中国南部。関東以西では地植えにして旺盛に伸びるつるをフェンスにからませ、冬も常緑を楽しむことができます。
4-5月、白い小花が株を覆うように咲き、強い芳香を放ちます。香りは遠くから夜風に漂ってくるぐらいが心地よいかもしれません。剪定は開花後にしましょう。
 
バジル(バジリコ) [BASIL]
バジル(バジリコ) [BASIL]

シソ科の一年草で、熱帯アジア、アフリカ地域原産。和名はメボウキ。パスタやサラダなどのイタリア料理等に欠かせない香草の一つです。品種にはバジル、スウィートバジル、赤バジル等があります。代表格はスウィートバジルで、くせのない甘い香りと若干の苦みが特徴です。赤バジルは鑑賞用としても楽しめます。
 
ハナミズキ
ハナミズキ

ミズキ科ミズキ属、落葉広葉樹、中木(5〜10m)。北アメリカ原産。アメリカで別名、ドッグウッド。
耐寒性で栽培が容易なため、庭、公園、街路樹などに利用されます。剪定は数年おきでもまとまります。春の花が美しいのですが、これは初秋の姿で、10月頃赤い実をつけ、紅葉が色づきはじめます。都会にも秋を連れて来てくれます。
日本が贈ったソメイヨシノのお礼に、1915年にアメリカからやってきたフレンドリーな木です。
 
ハボタン
ハボタン

アブラナ科アブラナ属、夏まき1年草、ヨーロッパ原産。
草丈30〜40cmで12月〜3月くらいまでが観賞期です。 お正月には、紅白の株の寄せ植えが多く用いられます。 ここで白い方は、葉が細かく縮れている、ちりめん系(名古屋で改良)、 紫はキャベツのような葉の丸葉系(東京)。 ちりめん系は霜害に注意します。 冬の花壇に植え込む場合は、真冬の寒さに入る前に定植して下さい。
 
バラ(黄金)
バラ(黄金【Kogane】)

(Floribunda Roses)四季咲中輪系
純黄色の半剣弁咲きです。花弁数24枚程度、花径7.5cmで、花保ちが良いです。株は横張性で、樹高70cm程、コンパクトで病気に強いです。花はあまり大きくありませんが、房を多くなし、秋は特に黄色が濃く冴えます。
 
バラ(ニュードーン)
バラ(ニュードーン)

バラ科、バラ属。アメリカ植物特許第一号の花。20世紀のバラ10品種の一つに選ばれた銘花。
花径8cm位、中輪半八重咲きのパールピンクの花です。つる性で4m以上にもなります。春花は非常に多花で次々に咲き続けます。四季咲き性があります。微香で花持ちはあまり良くありませんが強健で半日陰でも成育可。
幹が細くフェンスなどに絡ませやすいです。大きく育てて庭の風景として楽しみたい。はらはら散って行くさまが美しいバラです。
 
バラ(マガリ)
バラ(マガリ【Magali】)

(Floribunda Rose)四季咲中輪系
半剣弁高芯咲きのコーラルピンクの華やかなバラです。花弁数30枚程度、花径11cmで花保ち、香りとも良いです。フロリバンダですが、樹高は1.2m程にもなり、花も大型で、丈夫なバラです。満開になるにつれ、ピンクのグラデーションが美しいです。
 
パンジー
パンジー

スミレ科スミレ属。耐寒性一年草。中部ヨーロッパ原産。花期は11〜5月。 種まきは残暑が終わる9月頃に。ごく薄い覆土をし、発芽まで乾燥させないよう日陰で管理します。徐々に日照に慣らします。 濃い紫がエクリプス、薄紫がラベンダーシェード、左端がアプリコットシェード、中央がクリスタルオレンジ。
 
ヒマラヤユキノシタ
ヒマラヤユキノシタ

ユキノシタ科ベルゲニア属、強耐寒性常緑多年草。 ヒマラヤ原産、草丈30〜40cmで花期は2月〜5月。 他に濃い桃色、白の花色があります。 冬には大きな葉が紅葉します。 水はけがよく、夏は木陰になるような場所を好みます。 名のとおり、雪の下でも健気に花を咲かせます。
 
ひまわり
ひまわり(太陽)

キク科ヘリアンサス属、非耐寒性一年草。 原産地北アメリカ。花期7〜9月。 草丈は1.5mほどで休耕田の景観用に植えられたりします。 頂点の大輪の花は開花とともに重量が増していきますが、小さい花もわき芽から次々と咲き、夏中楽しめます。 密植すれば小型に育ち、切花に適します。 蕾は太陽の動きを1日追いかけて成長しますが、花は東の方角を見つめて満開となります。
 
ヒヤシンス
ヒヤシンス

ユリ科、ヒヤシンス属。地中海、西アジア原産。秋植え球根。
水栽培では、暗所で真冬の寒さに遇わせてから日光にあてるのが大事です。庭植えは、10cm感覚くらいに詰めて植えた方が見栄えがします。花後は施肥をして、6月中旬に掘り上げます。
風信子をヒヤシンスと読む和名もあります。
 
フクジュソウ
フクジュソウ(福寿草)

キンポウゲ科、福寿草属。耐寒性多年草。別名ガンジツソウ。原産地、日本・中国・シベリア。山林に自生。
2〜4月頃可愛らしい花が、昼に開花、夕方閉じるを繰り返します。お正月に鉢植えが出回ります。花後は夏の木陰に移植。夏、地上部は枯れますが土を乾燥させないこと。室内用に11月頃深鉢に植え替えた場合、開花寸前まで、日の当たる戸外に置いた方が腐りません。毒あり、食べられません。
 
フサスグリ
フサスグリ

ユキノシタ科、スグリ属。ユーラシア・西ヨーロッパ原産。高さ1〜1.5mの落葉低木。別名レッドカラント。耐寒性が強く、夏は冷涼な気候を好みます。鉢植えなら夏は半日陰で管理しましょう。
酸味の強い実は、生食よりジャムなどに使われるようです。花は5月。7月頃、宝石のガーネットのような赤に熟していく実は、フラワーアレンジにも使われます。
 
フヨウ
フヨウ

アオイ科フヨウ属、落葉広葉中木。原産地中国、日本。 別名モクフヨウ。高さ1〜1.5m。 関東より北では枝は冬枯れします。刈りつめた株の上に防寒の敷きワラをします。冬は地上部がなくなるので常緑の草木など近くにあしらうとよいでしょう。 9〜10月頃、淡紅色や白色の1日花を多くつけます。 ゆく夏を惜しむように毎日咲いては夕方にはしぼんでいきます。
 
フリージア
フリージア

南アフリカ原産の秋植え球根草。アヤメ科の単子葉類。葉の形はアヤメの葉に似た10〜20cmの剣状で、香りの高い花を穂状につけます。花色は香りの強い白や黄色がポピュラーですが、紅や紫なども有り、また花の形も八重やミニタイプもあります。寒さに弱いので、土が凍らない場所である事が必須条件です。花言葉は「無邪気」「純潔」。
 
プリムラ・ジュリアン
プリムラ・ジュリアン

サクラソウ科、プリムラ属。日本作(プリムラポリアンサとジュリエの交配)。
400種以上もあるプリムラの中でジュリアンは小型種、草丈10〜15cm。蕾が多く茎が徒長していない株を入手しましょう。長く(12〜3月)咲かせるために、花期に週一回、薄い液体肥料を施肥。戸外でも越冬します。真冬に花を楽しむには、鉢植えを室内の明るい窓辺に置いても元気です。花・葉に直接水をかけないように。夏越しはポリアンサと同じく庭の日陰で。
手前の品種名はプリムラファンシーチョコレート。
 
プリムラ・ポリアンサ
プリムラ・ポリアンサ

サクラソウ科サクラソウ属、原産地ヨーロッパ。宿根草。品種改良により花色豊富。プリムラの中でもポリアンサは花径が大きい(6〜8cm)のが特徴です。花(12〜3月)を長く楽しむためには、冬の日光・追肥が必要です。株分けは5月か10月上旬ごろ。
暑さには弱いですが、日陰に移して涼しく管理し、過湿に注意すれば夏を越すことも可能です。
 
ブルーベリー
ブルーベリー

樹高が1.5mほどと低いため、管理しやすく、庭植え、鉢植えいずれも栽培は容易です。4月には壷型の可憐な白い花を咲かせ、6月中旬から8月にかけ、果実が淡い赤紫から次々と青く色づき、秋には紅葉もみごとで、四季それぞれの鑑賞の楽しみ方があるのも魅力です。
 
ヘメロカリス
ヘメロカリス

ユリ科、ヘメロカリス属。原産地、東アジア。品種名はパンドラボックス。花期は6〜7月。耐寒性多年草、草丈50cmほど。日陰から日当たりを好みます。この品種は、元肥を入れて大鉢に仕立ててもよいでしょう。追肥は3月と9月頃、化成肥料を株のまわりに与えます。
ヘメロカリスの仲間の花色は青がないくらいで多彩。デイリリーとも呼ばれるように1日花ですがつぼみを多くつけます。地植えで放任しても大丈夫です。
 
ベルフラワー
ベルフラワー

キキョウ科、カンパニュラ属。耐寒性、常緑多年草。東ヨーロッパ原産。和名はオトメギキョウ。草丈20cmほど。(手前の花と、奥の花は花型が異なる違う個体です。)
3月頃温室栽培の株を入手し、屋内で鑑賞します。花後は、4月頃地植えしましょう。夏でも涼しい落葉樹の下に群植すると、夏を超え翌年5月、株いっぱいにブルーの星型の花をつけます。庭の一隅がロマンティックな雰囲気に。
秋に株分けします。過湿、乾燥を嫌い、花は雨に弱いです。
 
ポインセチア
ポインセチア

トウダイグサ科の常緑低木で原産はメキシコ。原産地では5〜6mまで伸びます。短日性植物で秋から春先にかけ、茎の先に赤く色が出てきます。これは花ではなく苞葉で、花はその中心に小さな物が集まってつきますが、目立ちません。真っ赤に色づいたポインセチアはクリスマスフラワーとして世界中で親しまれています。
 
ホオズキ
ホオズキ

ナス科、ホオズキ属。多年草。東アジア原産。草丈50〜80cm、図は先端の部分。漢字で、“鬼灯”とも書きます。
ガク(赤い包み)と中の実が朱に美しくなるのは8月頃。実の種を出して鳴らして遊びます。盛夏には土を乾かさないように水をたっぷりやります。種まき、株分けは3〜4月。お盆には精霊が迷わず帰って来られるように、ほおずきを迎え火や提灯にみたてて飾ります。
 
ぼけ
ボケ(木瓜)

バラ科、ボケ属、落葉低木。原産地、中国、日本。耐寒性、強。トゲがあります。花期2〜4月。他品種の花に白、ピンク、紅白の絞りなど。
日当たり、水はけのよい肥えた土地を好み、乾燥気味だとよくありません。萌芽力が強いので、玉状の刈り込み仕立て、生垣への利用をします。植え替え、剪定、挿し木は、秋の落葉後にします。
手前は安田紅という品種。奥は通称、寒ぼけの一種です。
 
ポリゴナム・オーベルティー
ポリゴナム・オーベルティー

たで科、中国西部原産。和名はナツユキカズラ。
落葉つる性低木で、花期は7〜8月。真夏に雪が降ったようです。耐寒、耐暑性があり、雑草化するほど丈夫で、つるは15mにもなります。冬につるの誘引をし、春先、株元にリン酸分の多い緩効性肥料を施します。15号株(45cm)以上なら、鉢植えでも楽しめます。
(イラスト/のはな 由美)

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