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玄関ドア用語集

玄関ドアに関するキーワードをまとめ、テーマ別でわかりやすく説明しています。
雑誌やネットでの情報収集や工務店様とのやりとりなど家づくりの様々な場面でご活用ください 。

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用語集

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あ行 ・ウェーブキー ・エントリーシステム・電動錠  ・親子ドア ・折り戸

か行  ・ガードアーム錠(ガードロック) ・片開きドア  ・鎌付デッドボルト・カマ式デッドボルト ・気密性 ・ケイタイキー ・コンストラクションキーシステム

さ行  ・サムターン ・遮音性 ・遮熱性  ・シリンダー錠 ・水密性 ・ストライク  ・セキュリティサムターン・脱着サムターン

た行  ・耐風圧性 ・タッチキー ・断熱玄関ドア ・断熱性 ・丁番、蝶番(ちょうばん) ・ディンプルシリンダー錠 ・デッドボルト ・TVインターホン ・テンキー ・電池錠(エントリーシステム電池式) ・電気錠(エントリーシステム配線式)  ・ドアアイ、ドアスコープ ・ドア厚 ・ドアガード、ドアチェーン ・ドアクローザー、ドアチェック ・戸当り(とあたり) ・把手(とって)

な行 ・ノンタッチキー・ノータッチキー

は行 ・バックチェック機能 ・バリアフリー ・ハンドル ・引戸 ・ピッキング ・開き戸、開きドア ・ピボットヒンジ ・プッシュプルハンドル ・フランス落とし ・防火性 ・防犯サムターン ・防犯性  ・防露性 ・本締り(ほんじまり)

ら行  ・ラッチボルト ・らんま・ランマ ・両開きドア ・レバーハンドル


 

ドアの各部名称

ウェーブキー 簡単に言うと通常のギザギザキー2本分の情報が入っています.。
ウェーブキーはその見た目から、彫刻キーやサイドワインダーキーとも呼ばれています。
外車等によく用いられる波型の溝を利用してシリンダーピンの高さをあわせる形式の錠前。
砂やほこりによるトラブルを起こしにくい仕様です。
キー中心部分に長く掘り溝を設けたキーで、上下両端は通常キーにある刻み込み加工が無いことから、鍵穴へスムーズに差し込めるという利点をもっています。もちろん、ピッキングや鍵穴壊しにも強い防犯性能をもったCP-C認定相当品です。
エントリーシステム・電動錠 カギを開け閉めする操作を電気的に行うものを言います。
「エントリーシステム・電動錠」には、「手動錠」ではできない様々なメリットがあり大変便利です。
※注意)施工後「手動錠」から「エントリーシステム・電動錠」への変更はできません。
 (同じデザインのドアでも、ドア本体の構造自体が異なります。)
ガードアーム錠
(ガードロック)

ドアガードと同じ機能ですが枠内に内蔵されるためデザイン性に優れ、内観がすっきりします。
鎌付デッドボルト・カマ式デッドボルト
バールなどによるドアのこじ開けに強いデッドボルトです。
ケイタイキー 携帯電話(おサイフケータイ)を鍵の代わりに利用する玄関ドアの電気錠システムで、携帯電話をリーダーにかざすだけで施解錠できる電気錠です。
コンストラクションキーシステム 工事期間中に工事関係者が使用するキーと、受け渡し後お施主様が使用するキーが別々になっており、一度お施主様キーで施錠すると、工事関係者の使用したキーは自動的に使用できなくなるシステムです。
サムターン
室内側からデッドボルトを出し入れするための回転つまみのことです。
防犯性が高い脱着サムターン(防犯サムターン)もあります。
シリンダー錠
鍵を用いて施解錠する機構のひとつで、内外二重の円筒とその境目に内筒の回転を阻止するように設置された数本のピンタンブラーからなります。
ストライク ラッチ受け・錠受けのこと。
ドアのラッチや錠がかからない場合は、ストライクの取付ネジをゆるめて、ストライクの位置を調節します。
セキュリティサムターン・脱着サムターン
(防犯サムターン)

取り外しができるサムターン
ガラスを割って手を入れ、サムターンを解錠する「サムターン回し」等の犯罪を防ぎます。外出時や就寝時に取り外しておけばサムターンを操作できないので侵入犯も解錠できません。
タッチキー カードキーやリモコンキーを身に付けておけば、玄関のリーダーを押したり、触れたりするだけで解錠する電気錠のシステムです。
丁番・蝶番
(ちょうばん)
開き戸などの扉を開閉するために取り付ける金具です。2枚の金属板と1本の回転軸から構成されており、形がチョウに似ているため蝶番(ちょうつがい)、とも呼ばれます。丁番には種類がいくつかあります。
ディンプルシリンダー錠 ディンプルシリンダー方式はひとつのシリンダーの中に、複数の方向に、多数のピンタンブラーを配したもので、製造メーカー以外での鍵の複製が難しく、ピッキングによる不正解錠にもきわめて強いといわれています。
デッドボルト
施錠するための閂(カンヌキ)のことです。キー、サムターンで操作します。現在ではこじ開けに強いカマ式デッドボルトが注目されています。
本締り(ほんじまり)とも呼びます。
TVインターホン インターホンにテレビカメラを取り付け、住まいの中から外の様子や訪問者を確認できる装置。解錠もできます。
テンキー テンキーで暗証番号をプッシュして解錠できるシステムです。ノンタッチキー、タッチキー、ケイタイキープランと同様の施解錠もできます。
電池錠(エントリーシステム電池式) 電池で作動します。電池ですので、電気の配線工事が必要ありません。
コスト面でも気軽に設置できる電動錠です。
電気錠(エントリーシステム配線式) 電気配線を行い通電させて作動させます。電池錠と違って、多彩なシステムを組み込むことができます。
電波の作動範囲が電池錠より広いため、近づくだけで施解錠できるなどの特長があります。
ドアアイ・
ドアスコープ
訪問者をレンズを通して内部から確認する防犯用の広角レンズです。蓋付のものもあります。
ドア厚 ドアの厚みのことで、現在は一般地域はドア厚40mmが標準とされております。60mmを超える厚みのものは、断熱性能が高く寒冷地対応となります。
ドアガード・
ドアチェーン

ループ状の本体をアーム状の受けに引っ掛け、扉の動きを制御します。防犯上の補助的な役割を果たします。
同じ機能のガードアームもあります。
ドアクローザー・
ドアチェック
開き戸に取り付けられる装置で、開いたドアを自動的に閉鎖する働きをするものです。また、開いたドアが突然閉まらないよう速度を調節する機能も持っています。
戸当り(とあたり) 開いた建具が元に戻って当たる面(戸当たり面)、または当たる部材(戸当たり材)部分のことです。
把手(とって) ドア、引戸の開閉用として取付けられる部品のことで、ドアのノブや押棒、押板なども把手の一種です。
ノンタッチキー・ノータッチキー ノンタッチタグキーをリーダーにかざしたり、リモコンキーを携帯しているだけで施解錠できる電気錠システムです。
バックチェック機能 強風や外力による急激な開扉を制御する装置。
人身事故や壁・ドアの損傷を防ぎます。
ハンドル 把手(とって)を参照
ピボットヒンジ 扉の上端と下端に取付け、上下軸を支点に開閉する金具。
金物の見えがかりが小さくスマートに見えます。重量ドアに使用しても吊り下がりが少ないのが特徴です。
ピッキング ピッキングとは、玄関ドアなどの鍵穴に特殊な器具を差し込み不正に解錠する侵入手口です。
鍵を開けて侵入するために開けられた痕跡もわかりにくく、被害に気づくのが遅れる場合もあります。またマンションなどではシリンダー錠など同じ型の錠前を使っているため、一度に複数の家庭が被害に遭うことがあります。防犯対策としては、より高性能な錠に取り替えたり、補助錠を取り付けることなどが有効だとされています。
プッシュプルハンドル 外からは引くだけ、中からは押すだけで、開閉操作がラクに行えます。
フランス落とし 両開きドアの片方の扉あるいは親子ドアの子扉を普段は開かないように固定するための金物。
扉の上下に彫り込んで取り付けた上げ下げ式の軸棒を床及びドアの上枠の受け金の穴に差し込んでロックする。
本締り(ほんじまり)
デッドボルトを参照
ラッチボルト 扉が風などであおられないための仮締り(かりじまり)のことで、ハンドルなどで操作します。
レバーハンドル ドアノブ。ドアの取手の一種。一般に用いられるノブハンドル(握り玉)に比べ、ハンドルを握り易く、軽い力と簡単な操作で利用できる取手。
らんま・ランマ 窓や出入口の上の採光部分を指します。

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ドアの種類に関する用語

親子ドア 両開きドアで2枚のドアの大きさが違うドアのことです。大きい方を親扉、小さい方を子扉と呼び、両方開くことで、より大きな開口が得られます。
折り戸・中折ドア 2枚以上の戸が丁番などで連結され、一組の戸として折りたたむようにして開閉する戸のことで、折りたたみドアとも呼ばれます。
片開きドア 1枚のドアの端部を丁番などで吊って開閉するドアのことです。
引戸・スライドドア レールや溝に沿って戸を水平方向に動かす開閉式の戸の総称です。片引き戸引分け戸などがあります。
開き戸・開きドア 丁番などを軸として開閉する戸の総称です。片開き戸、両開き戸、親子開き戸などがあります。
両開きドア 2枚のドアの両端部を丁番などで吊って開閉するドアのことです。
断熱玄関ドア 断熱ドアとは、ドア本体内部に硬質ウレタンなどの断熱材を充填したり、枠に断熱樹脂や気密材を用いるなどして、冷気や暖気の侵入や流出を抑える工夫を施したもの。
一般的なドアよりも厚み(40〜60センチ程度)があり、ドアに開口部(窓)を設けたデザインの場合は、複層ガラスや合わせガラスなどを取り入れて断熱・気密効果を高め、熱の伝わりを抑えています。
また、断熱・気密性能とともに、遮音性能が優れているのも特徴のひとつです。

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性能に関する用語

 ドアやサッシの性能は社会背景や環境問題で要求される項目および等級がJISや建築基準法により定められています。
 しかし、現状は消費者が住宅に要求する性能を基準とする「住宅性能表示制度」においては、
 気密性、断熱性、遮音性、防火性、バリアフリー、防犯性の6項目が対象となっています。
 下記10項目の定義をわかりやすくご紹介します。
※ピクトグラムは(社)日本サッシ協会の出願商標です。

耐風圧性 耐風圧性サッシ・ドアがどれくらいの風圧(風圧力)による 変形に耐えられるかの度合い(性能)をいう。

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水密性 水密性風を伴った雨のときに、建具室内側への雨水の浸入 をどれくらい防げるかを表す度合い(性能)をいう。

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気密性 気密性サッシ・ドアからの空気(すきま風)の建具室内側への もれをどの程度防ぐかを表す度合い(性能)をいう。

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断熱性 断熱性建具の外部から室内側へ、あるいは室内側から外部 へ移動する熱を抑える度合い(性能)をいう。

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遮音性 遮音性室外から入ってくる音や室内からもれる音をどれく らい遮ることができるかの度合い(性能)をいう。

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防火性 防火性建築物の火災の拡大や類焼を防止し、火災に対する 安全性の度合い(性能)をいう。

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防露性 防露性建具室内面及びガラス表面における結露発生を抑 える度合い(性能)をいう。

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遮熱性 遮熱性日射などによる熱量の侵入・放出を 遮る度合い(性能)をいう。

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バリアフリー バリアフリー高齢者や身体障害者等の移動・介助に対する幅員・ 段差・手すり設置などの配慮の度合いをいう。

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防犯性 防犯性通常想定される侵入行為に対し、侵入を防ぐことが できる抵抗力の度合い(性能)をいう。

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