遮音性
遮音性
屋内・屋外への音の出入りをどの程度遮ることができるかを示す性能

遮音性防音に配慮した戸建て住宅では、一般的にJIS等級での目安としてT-1、T-2、T-3の性能を有する窓が使用されます。例えばT-2等級だと、外部の騒音が80dB(デシベル)であった場合、内部では50dB以下(=静かな事務所程度)になるということになります。これは、あくまで基準としての窓の遮音性能であり、実際のお住まいで計測される数値とは異なります。また、住宅性能表示制度における戸建て住宅での音環境評価は、開口部の遮音性がそのまま適用されます。住宅に使用される窓や出入口は、騒音環境等の立地条件を考慮して選定することになります。

・遮音性はガラスの厚さによって変わるため、指定の厚さ未満のガラスを  使用すると本来の性能が発揮されない場合があります。
・室内の騒音レベルを低くする簡単な対策として、室内に厚手のカーテンや  じゅうたんなど、吸音効果の高いものを使用することをおすすめします。