建設省告示において暖房度日 ( D18-18 ) の値によって、日本全国を 6 地区に区分して、それぞれの地域の住宅開口部の推奨断熱性能を定めています。この表によって、各地域の必要等級の目安を知ることができます。
なお、この地域区分は比較的大きな単位を用いているため、北部と南部、山間部と平野部、日当たりの良い地域と悪い地域によっては、暖房負荷が異なってくるので、この点を考慮してサッシを選択する必要があります。
■ 性能・対象地域区分比較
次世代省エネルギー基準 |
地域区分 |
熱還流率 W/(m2・K)
[ kcal/(m2・h・℃) ] |
対象地域 |
I 地域 |
2.33
[ 2.0 ] |
北海道 |
II 地域 |
青森、秋田、岩手 |
III 地域 |
3.49
[ 3.0 ] |
宮城、山形、福島、栃木、
長野、新潟 |
IV 地域 |
4.65
[ 4.0 ] |
茨城、群馬、山梨、富山、
石川、福井、岐阜、滋賀 |
埼玉、千葉、東京、神奈川、
静岡、愛知、三重、京都、
大阪、和歌山、兵庫、奈良、
岡山、広島、山口、島根、
鳥取、香川、愛媛、徳島、
高知、福岡、佐賀、長崎、
大分、熊本 |
V 地域 |
宮崎、鹿児島 |
VI 地域 |
6.51
[ 5.6 ] |
沖縄 |
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