たいつり草
たいつり草
たいつり草ケシ科で別名をケマンソウとも言います。
5月頃、弓状に伸びた茎に複数の花を垂らして咲きます。その形から「鯛釣り」というおめでたい名前で呼ばれるようになったのでしょう。
耐寒性のある多年草で、夏は半日陰を好みます。夏をすぎると葉が落ち、茎も枯れたようになりますが、休眠している状態なので見捨てずに世話を続ければ、来年も育つはず。

西洋おだまき
西洋おだまき 西洋おだまきキンポウゲ科の多年草。日本や朝鮮半島に自生するミヤマオダマキを改良したタイプです。写真のようなピンクや黄色のほか、赤や青など、鮮やかな花色が売られています。
花期は5-6月。花後に摘み取ると、次々に花をつけます。
暑い時期には半日陰の涼しいところで管理します。霜に注意すれば、戸外での越冬も可能です。

都わすれ
都わすれ キク科の多年草。山野に自生しているミヤマヨメナを、江戸時代から園芸用に改良したものだそうです。ポエティックな名前と楚々とした花姿で人気の高い植物ですね。
咲き終わった花は摘み取ります。5-6月の花の時期は日当たりのよい場所で、晩春から夏にかけては半日陰に移してあげましょう。耐寒性は強く、冬の寒さにあてた方が翌年きれいな花が楽しめます。


マツムシソウ
マツムシソウ マツムシソウと言えば、夏、信州の高原などで群生している姿の美しさが知られていますが、今の季節に花屋さんで手に入るのは「スカビオサ」と呼ばれる外国産のタイプです。
1本の茎に、ピンクや青みがかった紫色の花を一つつけます。
日当たりと風通しの良い屋外で、水はけの良い土で育てて下さい。


姫フウロソウ
姫フウロソウ 姫フウロソウ姫フウロソウは流通名で、フウロソウ科のエロディウムというのが正式名称です。
写真のようなピンクや白の小さいかわいらしい花を5-6月に咲かせます。
宿根(または多年)草で、地面を覆うように増えるので、花壇やロックガーデンにもよく用いられます。キメの粗い土の方が繁殖しやすいようです。

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