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住まいづくり情報

 

ガーデニング便り


花の多い季節です。寄せ植えを作るにも、何を合わせようか目移りしてしまいますね。
たとえば、日本の山野に咲く花のイメージでまとめてみてはいかがでしょう。4月から6月頃に花期を迎える多年草の花ばかり集めて、植え替えずにうまく越冬させれば、来年春にまた同じ花を楽しむことができますよ。



<クリックで花の詳細がご覧になれます>
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高さのあるたいつり草を奥に、手前に小さな姫フウロソウを配します。姫フウロソウが次第に広がって、グランドカバーになります。


花が咲いている時期は、日当たりのよい場所で管理します。梅雨時期に花は終わってしまいますが、ムレを嫌うので雨にあてすぎないようにします。真夏は日光を避けて。冬になり葉が枯れてしまったら切り込んで、陽射しのあるバックヤードに移しましょう。時々、水やりを忘れずにいれば、春先に緑が復活してくるはずです。

 紅葉シーズンの主役とも言えるカエデですが、新緑の季節の鮮やかな美しさは、また格別ではないでしょうか。
 カエデの名は葉の形がカエルの手に似ていることから来たといわれています。植物分類上ではカエデとモミジは区別されていないそうで、主にカエデの中で秋に紅葉するものが「モミジ」と呼ばれているのだとか。

 6月頃にプロペラ型のかわいらしいタネ(写真中)をつけます。落ちたタネを拾ってクルクルと回転させながら飛ばす「モミジ飛ばし」は、昔から子どもたちのお気に入りの遊びです。

 春の新芽から赤い葉が出る種も多く(写真右)、そのあでやかな姿は庭木でもしばしば目にします。 
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