ガーデニング便り
本格的な冬の訪れの前に、まばゆいほどの黄金色に染まるイチョウの樹。その美しさから、しばしば街路樹としても植えられています。「イチョウ並木」で有名なストリートは各地にありますね。 強くて長寿なので、成長すると30mもの巨木になりますが、家庭で苗から育てることもできます。雄雌異株で、葉の形で見分けられます。ちなみに左写真のようなスカート型の葉が雌、下写真のようにズボン状に真ん中で裂けているのが雄なのだそう。 秋の味覚「ぎんなん(銀杏)」を収穫するためには、雌株を植えます。ただし、落ちた果実の外皮は悪臭を放ち、皮膚炎を起こす物質も含まれているのだとか。そのためか、街路樹で見かけるイチョウは雄株がほとんどです。なお、ぎんなんは大量に食べると中毒症状を起こすこともあるので「ほどほどに」とのこと。 |
|
<写真はクリックで拡大します> |
■ご注意■ このサイトに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は当社またはその情報提供者に帰属します。 |