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住まいづくり情報

 

ガーデニング便り

9月
暑すぎた夏をようやく越えて、ほっとひと息。夏の間手がつけられなかった庭仕事をそろそろ再開しようかという時期ですが、秋の花の出荷は例年よりも遅れているようです。さすがにこの猛暑には草花生産農家の方々もお手上げだったのでしょう。
 花の種類が少ない時は、「色」で揃えるというワザが効きます。今回は「白」をポイントにまとめてみました。エキザカムの白に、ミニバラ(グリーンアイス)の白。こうしてあわせてみると、光の映し方や深みなど、同じ色でも植物ごとの微妙な違いを楽しむことができます。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
センターに、丸く育つエキザカムを一株。その周囲を、ミニバラの小さい株とウィンターコスモスで交互に囲みました。

管理
花がらを摘み取るなどまめに管理すれば、いずれの花も秋の終わり頃まで咲き続けます。まだ暑い日がありますので、強すぎる日光は避けましょう。

 
庭木ファイル

 ツリバナご覧の通り、花が垂れ下がって咲くことが名の由来となった「つり花」。樹高3〜5メートルぐらいの落葉低木で、北海道から九州までの山や林で自生しています。幹は細くてやや頼りない印象ですが、案外強い性質で庭木としてもオススメです。
  5月頃に5枚の花びらを持つ小さな花を咲かせます。その後初夏に緑色の小さなタマになり、9月頃から次第に赤い色に変わって行きます。やがて葉も紅くなって落葉し、葉が落ちた枝に深紅の実がパッカリと割れてぶら下がっている姿はなかなかユニーク。季節ごとにいろんな表情が楽しめる木です。
ツリバナ
ツリバナ
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