ガーデニング便り
そろそろ今年のクリスマスの演出が気になる季節。まだポインセチアやひいらぎはちょっと早いかな?という時に、華やかなクリスマスカラーでまとめた一鉢はいかがでしょうか。
緑と赤を中心にこんもりと植え込み、ポイントに白を合わせます。中央の初恋草(ハツコイソウ)が成長してくると、可愛いケーキのようにも見えるはず。オーナメントや綿花をさして飾り付ければクリスマスムード満点の寄せ植えにもなります。
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東アジア原産の落葉高木。高さは5〜15mにもなります。日本から欧米へ伝わった植物で、英語でも「Kaki」と呼ぶのだそうです。
6月頃に目立たない花を咲かせ、夏には緑の実をつけます(下写真)。次第にオレンジ色に熟す実をおいかけるように葉が紅葉し、やがて落葉します。丸裸の幹に赤い実がぶら下がっている姿を見ると、ついもいで食べたくなりますが、関東以北ではほとんどが渋柿らしいですね。
カキの木は固いので、家具づくりに使われることが多いとのこと。また、まだ青い渋柿の実から抽出する「カキシブ(柿渋)」は、衣服の染料や木材の塗料として、長らく庶民に使われて来ました。近年は化学薬品の隆盛で影をひそめていましたが、このところの自然志向の高まりを受け、100%天然塗料として再び注目を集めているようです。
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