ガーデニング便り
この冬は寒いですね。庭をいじる気力もなかなかわいてきません。春物の苗の出荷もやや遅れ気味のようす。
寒い時には寒さが似合う寄せ植えを。真っ白のクリスマスローズに真っ赤なラナンキュラス。純白×深紅という色あいが真冬のロマンスをイメージさせる組み合わせです。シルバーのカランコエがグッとムードをもりあげます。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>
「テングノハウチワ」の別名もあるヤツデ(八手)。手のひらのような大きな葉が特徴です。ウコギ科ヤツデ属、高さ2-4mの常緑低木。原産地は日本で、昔から「魔物を追い払う」とか「人を招く」など、縁起の良い木として玄関先などに好んで植えられて来ました。実際、日影でもよく育ち丈夫なため、庭木として重宝されています。林の中では、高木の下の方で大きな葉を広げて、こぼれる日光を拾っているのでしょう。
ヤツデというのだから、葉の切れ目は「8」と錯覚しますが、実は5〜9の奇数のことが多いのだそうです。
花は寒い時期に咲きます。白い丸いボンボンがたくさん房になって咲くのですが、アップで見てみるとなかなか可愛らしいです。このあと実になって、春に黒く熟して落ち、種を残します。
<写真はクリックで拡大します>
■ご注意■
このサイトに掲載されている記事・写真・図表などの無断転載を禁止します。著作権は当社またはその情報提供者に帰属します。