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住まいづくり情報

 

ガーデニング便り

2月 
この冬は寒いですね。庭をいじる気力もなかなかわいてきません。春物の苗の出荷もやや遅れ気味のようす。
 寒い時には寒さが似合う寄せ植えを。真っ白のクリスマスローズに真っ赤なラナンキュラス。純白×深紅という色あいが真冬のロマンスをイメージさせる組み合わせです。シルバーのカランコエがグッとムードをもりあげます。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
奥に真っ白のクリスマスローズを一株。その脇に白と赤のラナンキュラスを一株づつ。手前に、鉢からはみ出るようにカランコエとイチゴを植えます。

管理
どの植物も寒さには比較的強いので、日当りのよい屋外で管理します。クリスマスローズは根付くまでは水切れに注意が必要。浅い鉢だと生育が良くありません。

 
 
庭木ファイル

 ヤツデ「テングノハウチワ」の別名もあるヤツデ(八手)。手のひらのような大きな葉が特徴です。ウコギ科ヤツデ属、高さ2-4mの常緑低木。原産地は日本で、昔から「魔物を追い払う」とか「人を招く」など、縁起の良い木として玄関先などに好んで植えられて来ました。実際、日影でもよく育ち丈夫なため、庭木として重宝されています。林の中では、高木の下の方で大きな葉を広げて、こぼれる日光を拾っているのでしょう。ヤツデ
 ヤツデというのだから、葉の切れ目は「8」と錯覚しますが、実は5〜9の奇数のことが多いのだそうです。
 花は寒い時期に咲きます。白い丸いボンボンがたくさん房になって咲くのですが、アップで見てみるとなかなか可愛らしいです。このあと実になって、春に黒く熟して落ち、種を残します。
ヤツデ
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