HOME > 住まいづくり情報 > ガーデニング便り > 2008年5月

住まいづくり情報

 

ガーデニング便り

5月
 大輪でフリフリのペチュニアが目をひく一鉢ですが、注目したいのはグランドカバー状に使用した「イブキジャコウソウ」。ジャコウは「麝香」。あの香水と同じ香りがすることから名付けられたようです。香辛料に使われるタイムの仲間の低木で、発汗作用があり、かぜに効き目があるという日本原産のハーブです。
 その紫色の小花にあわせて、同じハーブのフレンチラベンダーを選び、それだけでは少し見た目に寂しいのでゴージャス系のペチュニアをプラス。ナチュラルながらあでやかな鉢になりました。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
フレンチラベンダーを中央に。その周りに、イブキジャコウソウ、白ペチュニア、紫ペチュニアと順に植え込みます。

管理
日当りの良いところを好みます。ペチュニアは直接雨が当たるところを避けた方が、花もちが良くきれいに鑑賞できます。

 
庭木ファイル

 ツツジ高さ1〜3mの低木。300もの種類があるといわれています。通常「ツツジ」と言われているのが左写真の「おおむらさきつつじ」。4月下旬から5月にかけて直径6-8cmの花を咲かせます。他にも、古くから長崎県の平戸市で栽培されてきた「ヒラドツツジ」、やや小振りでオレンジやピンクの鮮やかな花が咲く「キリシマツツジ」、わい性種の「クルメツツジ」など、地域の名前がついた品種も多いようです。

ツツジ よくサツキと混同しますが、サツキも小型のツツジの一種。花の開花が6月頃と、旧暦の五月(サツキ)に咲くことから区別されています。新葉より花が先に咲くのがツツジで、葉が出てから花が咲くのがサツキという見分け方もあるようです。
ツツジ
<写真はクリックで拡大します>