ガーデニング便り
大輪でフリフリのペチュニアが目をひく一鉢ですが、注目したいのはグランドカバー状に使用した「イブキジャコウソウ」。ジャコウは「麝香」。あの香水と同じ香りがすることから名付けられたようです。香辛料に使われるタイムの仲間の低木で、発汗作用があり、かぜに効き目があるという日本原産のハーブです。
その紫色の小花にあわせて、同じハーブのフレンチラベンダーを選び、それだけでは少し見た目に寂しいのでゴージャス系のペチュニアをプラス。ナチュラルながらあでやかな鉢になりました。
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高さ1〜3mの低木。300もの種類があるといわれています。通常「ツツジ」と言われているのが左写真の「おおむらさきつつじ」。4月下旬から5月にかけて直径6-8cmの花を咲かせます。他にも、古くから長崎県の平戸市で栽培されてきた「ヒラドツツジ」、やや小振りでオレンジやピンクの鮮やかな花が咲く「キリシマツツジ」、わい性種の「クルメツツジ」など、地域の名前がついた品種も多いようです。
よくサツキと混同しますが、サツキも小型のツツジの一種。花の開花が6月頃と、旧暦の五月(サツキ)に咲くことから区別されています。新葉より花が先に咲くのがツツジで、葉が出てから花が咲くのがサツキという見分け方もあるようです。
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