■スパティフィラム
サトイモ科、常緑多年草のスパティフィラム。観葉植物の仲間として紹介される通りツヤツヤの葉が美しいですが、純白の花も清楚で涼やか。実は白いのは「花」ではなくて、仏焔苞というのだそうです(仏焔とは、仏像の背景にある炎状のもの)。水を好み、夏場の直射日光は苦手のようです。
■デュランタ
クマツヅラ科、熱帯アメリカ原産の常緑小高木で、育つと2mほどの見上げる大きさになることも。今回使用したのは「宝塚」。5月から10月頃まで紫の房状の花が咲き続けるポピュラーな品種です。生育が旺盛なので、屋外でも越冬できる温暖な地域では、庭木にしているお宅もみられます。
■シラサギカヤツリ
カヤツリグサ科。その姿から「スターグラス」、「シューティングスター」などの別名があります。草丈20~60cm。株を水中に沈ませて植えることができるので、水鉢やウォーターガーデンに使えます。逆に、鉢植えの場合は水切れしないよう注意が必要です。凍らせなければ、地下の茎で越冬します。
■シダ,コニファなど
左写真は、バリエガータというコニファー。緑とライム色がまざった色あいで、フワッとやわらかい印象が特徴です。生育すると10mほどの大きさになるようですが、ミニサイズのものは目立ちすぎず、寄せ植えのグリーンとして気軽に使えますね。冬になると、ライム色の部分がオレンジを帯びてくるそうです。
右写真はシダ。グランドカバー的によく用いられるタイプです。
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