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住まいづくり情報

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ガーデニング便り

11月 
現在一般的となっているバラが作られる以前に栽培されていた系統のバラが「オールドローズ」です。私たちが見知ったバラのゴージャスな姿に比べると、やや控えめなかわいらしい印象があります。
 今回はオールドローズを中心に、ストック、ガーデンシクラメンなどの淡い色をあわせてみましたが、実はこの組み合わせ、真っ赤な花色を選べばそのままクリスマスの寄せ植えにもなるんです。一足先にクリスマスを演出したいお宅は、深紅のバラとシクラメンでまとめてみてください。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
センターに淡いピンクのオールドローズを。その両奥に、コニファーを一株づつ。手前にストック一株とちりめん状のガーデンシクラメンを2株。垂れるようにアイビーを。

管理
オールドローズは、一般的なバラに比べて耐病性、耐寒性がある品種が多いようです。ただし真夏の高温多湿は苦手なので、ムレないように注意が必要です。

庭木ファイル

ヒイラギナンテン メギ科の常緑低木。ヒイラギのように葉がトゲトゲしていて、ナンテンのような樹形をしていることから名前がついたそうです。3月頃、黄色い小花を房のようにつけ(左写真)、秋になると黒っぽい実がなります。
 落葉はしませんが、寒い季節になると一部の葉が赤みがかって紅葉しているようにみえます(下写真)。これでナンテンのように真っ赤な実がなったらさぞ風情があるだろうと思うのですが。


ヒイラギナンテン 庭木としてよく使われているヒイラギナンテンですが、公園などでもみかけます。強健で日陰を好む植物なため、あまり手の入っていない公園では生い茂ってしまっているところも。それはあまり美しくないですね。
 むしろ日本庭園などがよく似合う出で立ちだと思います。

ヒイラギナンテン
 
<写真はクリックで拡大します>