■エリカ
ツツジ科のエリカは、数百以上の品種があると言われています。白やオレンジ、淡いピンクなどの小さな花が垂れるように咲きます。その形は細い筒状あり、くす玉状のものあり。今回使用したコットンヒースは（右写真）常緑低木の春咲性で、初春から無数の愛らしい白い花を咲かせます。
夏の暑さに弱く、過湿、乾燥ともに苦手なため水やりには注意が必要です。鉢植えで管理した方が育てやすいかもしれません。（→植物図鑑へ）
■マーガレット
キク科の半耐寒性宿根草。花持ちが良く、咲き終わった花や枝を早めに摘み取り、切り戻していくと、新たに伸びた枝に花芽をつけて初夏まで咲き続けます。一回り大きい鉢に植え替えれば、どんどん大株に育ちます。今回使用したのは「エンジェリックボルドー」という名前で、幾重にも花びらが重なる八重のタイプ。深いワイン色が特徴的です。
■ユーフォルビア・マーティ二
トウダイグサ科の学名で、その品種の数は2000にも及ぶといいます。環境に対応して進化をくりかえし、砂漠に生息してサボテンに酷似した種もあります。全体に花は退化傾向にあり、今回使用したユーフォルビア・マーティ二でも、房の中を覗き込むと極小のエンジの花が。暑さ寒さに強い宿根草で、ロックガーデンにも用いられます。
■アイビーゼラニウム
フクロソウ科、ゼラニウムの仲間で、小ぶりでピンクの花びらがとても愛らしい多年草です。葉はアイビーに似ていますね。高温多湿を嫌います。夏と冬はやや乾燥気味に、春秋は表土が乾いたらたっぷりと水やりを。茎が伸びすぎた時は、適宜切り詰めると下から新芽が出てきます。
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