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住まいづくり情報

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ガーデニング便り

1月 
3月になってもまだ寒さが戻ることもありますが、寄せ植えは「かわいい花たち大集合!」で一気に春の装いに。
 今回使用したエリカは「コットンヒース」という愛称を持つ直立性。アップでみると綿花のような、ポワポワした花が特徴です。本来ヒースというのは、イギリス北部やアイルランドなどにおける荒地のことで寒々しいイメージなのですが、ここ日本では、花がいっぱい咲いているエリカを見かけると春を感じませんか?
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
中央奥にエリカを。センター左にユーフォルビア・マーティ二を一株、右には八重のマーガレットを一株。手前にはアイビーゼラニウムとアイビー(ゴールデンチャイルド)を入れました。

管理
明るく、風通しのよい場所で管理します。エリカコットンヒースは耐寒性があり露地植えもできますが、水や温度の管理が難しいようです。咲き終わった花は摘み取るようにしましょう。

庭木ファイル

レンギョウ モクセイ科レンギョウ属の落葉低木。中国原産で、漢字では「連翹」と書きます。3月から4月、まだ葉が出る前に黄色い鮮やかな花をこぼれるように咲かせます。花は2〜3センチで筒型の先が4裂し広がります。『植物図鑑』によれば、花を空中に投げるとくるくると美しく回転しながら落ちてくるそうですよ(→[植物図鑑]レンギョウ)。
 春先に自然公園などで群生しているシーンに出会うと、黄色の幕がかかったようで目を奪われます(右写真)。果実は解熱や消炎、鎮痛などの効用があるとされ、漢方では薬用に使われているようです。

 レンギョウ高さは2〜3m。垂れた枝が地面につくとそこから根を出す「つる性」のチョウセンレンギョウ、幹や枝が立ち上がる「直立性」のシナレンギョウ、両者をかけあわせた園芸品種などがあります。丈夫で刈り込みにも強いので、垣根や公園樹としてもよく見かけます。

レンギョウ
<写真はクリックで拡大します>