ガーデニング便り
9月というのに厳しい残暑が居座っています。例年ならそろそろ秋の花が店頭に並び始める時期ですが、元気な花を咲かせているのは熱帯の植物ばかりと、花屋さんも頭を抱えていました。
花が少ない季節は、グリーンの寄せ植えで室内の彩りを楽しんでみましょう。緑の濃淡と、形のバラエティの組み合わせの妙。すっきりと面白い一鉢になりました。
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ブナ科クリ属の落葉高木です。洋の東西を問わず、甘いお菓子の原料になる果実が有名。
大木になるので、庭に植えるには大きなスペースが必要ですが、苗木としては1.5メートルぐらいの大きさのものが出回っています。
「モモクリ3年カキ8年」の言葉通り、植えてから3-4年たつと枝の先端に花芽がつきます(左写真)。ふさふさとした動物のしっぽみたいでもあり、けむしのようでもあり。クリの実のようには一般に知られていないので、道に大量に落ちていて驚くことも。
品種によりますが、9月から10月頃に実が収穫できます。成熟すると「いが」が割れて、中からおなじみの茶色い実が顔を出します。写真右のように緑のうちに落ちてしまったイガは可愛いですが、実が充分に熟していません。残念。
また栗の木は腐りにくいので、家具や住宅によく使われているそうです。
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