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住まいづくり情報

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ガーデニング便り

9月
夏の終わり、市場に花の姿が少なくなったころ、トウガラシの出番がきます。色とりどりの実もかわいいですが、何より葉の色がキレイ。今回はカラーリーフとしてのトウガラシの魅力も知っていただきたく、いろいろな葉色の種を集めて寄せ植えにしてみました。

それだけではちょっと淋しいな、という時は、このカンガルーポウのように、センターに華やかで動きのあるものを持ってくるといいでしょう。

<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
センター奥に大きなカンガルーポウを植え、その左右にトウガラシを1株づつ。手前に小さめのカンガルーポウをもうひと株。あとは、前面をカラーリーフで隠すように植えます。

管理
今回の植物たち、夏の加湿は苦手です。日本の冬も少々住みにくいようです。日が短くなって来たら室内に入れて、窓辺のよく日があたるような場所に置いてあげましょう。

 
庭木ファイル

タマアジサイユキノシタ科アジサイ属。あじさいの季節と言えば普通6〜7月の梅雨の時期ですが、夏の盛りをすぎた頃から咲き出す不思議なアジサイです。なんといってもつぼみの時期がかわいい(左写真)!枝先に飛び出すように、まん丸い緑の玉がつき、それが次第にはじけるように開き始めて、これまた可愛い紫の小花がたくさん顔を出すのです。
木の高さは1.5メートルから2メートルの落葉低木。湿気の多い山地、川沿いの木陰などに自生していることが多いのですが、一部庭木でも見かけることがあります。

タマアジサイ緑の玉は、つぼみを包んでいる苞で、直径3〜3.5cmぐらい。はじけたあとははがれ落ちてしまいます。紫色の小さな両性花に対して、白い目立つ花は装飾花と呼ばれます。
花が終わると、秋の訪れとともに落葉します。普通のあじさいよりも葉がざらざらしています。

タマアジサイ
<写真はクリックで拡大します>