ガーデニング便り
味覚の秋ですね。この時期、旬を迎える果物もいろいろあります。柿やリンゴは一日一個食べれば医者いらずと言われるぐらい栄養価に富んでいます。上手に摂って、来たる冬に備えたいですね。
ついつい植物も「おいしそうなもの」に目が行ってしまいます。「老爺柿」と書く観賞用の柿(食用ではありません)を中心に、秋らしい色合いとデザインでまとめてみました。注目ポイントは、柿を食べたそうに見上げる犬!こんな可愛いアクセントで、鉢の中にストーリーを作るのも楽しいですね。
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ツバキ科の常緑低木。木の高さは1〜2メートル。ご存知のように、お茶の原料となる木です。葉の先はとがっていて硬く、細かいギザギザで縁取られています。つやつやした表面も特徴的。
この葉を摘んで、蒸して、揉んで、乾燥させて、おなじみの「お茶」が作られます。茶畑の茶の木は効率よく収穫するためにきれいにカマボコ型に刈られていますが、本来は自由自在に枝を伸ばします。刈り込みにも耐える丈夫な樹木です。
10〜11月頃に、5枚の白い花びらを持つ花を咲かせます。ツバキに似たカタチですが直径2.5センチぐらいと小さく、うつむきかげんに咲く、かわいらしい花です(右写真)。
現在飲まれている日本茶、中国茶、紅茶の3種類は、同じ品種の茶の樹の葉からつくられています(製造の違いによって大きく3つに分類されます)。日本茶でいうなら、初夏の頃の新芽のみを使ったのが「煎茶」、夏〜秋の硬めの葉で作ったのが「番茶」。ほかに番茶を炒った「ほうじ茶」、振り分けられた茎の部分を使って作る「茎茶」などがポピュラーですね。近頃はペットボトル飲料が大量に出回っていて、急須がない家もあると聞くと残念に思います。
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