ガーデニング便り
新年あけましておめでとうございます。「初春」と年賀状には書きますが、それは月暦の時代の話。太陽暦ではこれからが冬本番です。
今回使ったのは、まさにネコのしっぽのようにモコモコの花が咲くキャットテール。本来の花期は春〜ですが、今の時期に花屋さんで見かけるのは、この暖かそうな感じに引き寄せられる人が多いからでしょうか。15℃以上あれば1年中開花しているそうなので、小さい寄せ植えを作って室内に置いて、暖かさを演出してみるのもいいですね。
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クスノキ科。ゲッケイジュ属。と書くよりも「月桂樹」とした方がわかりやすいですね。別名は「ローレル」。そう、洋風の煮込み料理に欠かせない、いい香りのする葉っぱ、ベイリーフの樹です。特に寒い季節はシチューにボトフに、と出番が多くなりますね。乾燥したベイリーフを袋詰めしたものを常備しているお宅は多いと思いますが、庭に月桂樹の樹があれば、摘み取ってすぐにフレッシュなまま使うことができてとても重宝します。
月桂樹は、古代ギリシャでは太陽神アポロンの木として神聖視されてきた樹木でもあります。月桂樹の葉の付いた枝を環状に編んだ「月桂冠」は、今もマラソンの優勝者の頭に授けられます。
常緑低木で、地中海沿岸が原産地。意外と和風の出で立ちなので日本の庭にも違和感なく馴染みます。高さは10〜15メートルぐらいにもなるそうです。春に写真のような小さな花を咲かせることもあります。
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