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住まいづくり情報

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ガーデニング便り

6月
多肉植物が一部でブームのようです。もともと根強いファンが多い多肉植物ですが、この頃はオシャレ女子がその人気を後押し。手間がかからない、枯れにくい、そしてどんな器に植えても大丈夫ということで、お部屋の片隅でお気に入りの「タニク」をかわいがって育てている人が増えているようす。
今回は、アンティーク調のポットに数種の多肉植物を寄せ植えしてみました。このように大きめの鉢で作って玄関まわりに置くのもオススメです。
<クリックで各項目の詳細がご覧になれます>

寄せ植え例 (クリックで拡大します)
寄せ植え写真

ポイント
鉢の底に珪酸塩白土を薄く(1cmぐらい)敷き、その上に軽石を入れ、さらに多肉植物・サボテン用の土を入れます。多肉植物は3種類づつセレクトして寄せました。色や形など、いろいろ組み合わせてバランスをみましょう。

管理
多肉植物も種類によって育て方が多少違いますが、おおむね水分は少なめに、乾いたら与えるようにします。真夏は休眠する種類が多いため水やりはほとんど必要ありません。

 
 
庭木ファイル

ヤマボウシ ミズキ科ミズキ属の落葉中高木。木の高さは5〜10メートルになります。原産地は日本〜中国で、やや湿った土壌を好み、本州以南の山野に自生しています。近年は日本全国で庭木や公園樹として植えられています。花期は6月〜7月頃。白い花びらに見えるのは実は苞(ほう)で、真ん中の黄緑色の部分が花なのだそうです。4枚の苞は卵形で、先がツンと尖っているのが特徴です。同じミズキ科のハナミズキとよく似ていますが、この先っぽのトンガリの有無で見分けることができます。

ヤマボウシ 別名「ヤマグワ」というそうで、これはヤマボウシの実がクワに似ていて熟すと甘くおいしいからでしょう。秋には紅葉し、花+実+紅葉と1年に3回楽しめるのも人気の理由。ただし枝の上に空に向かって花が開くので、下から見ても美しさがわからないのが残念です。ちなみに漢字で書くと「山法師」。苞と花が白いずきんをかぶった山法師に似ているからだそうですよ。苞が紅色になるベニバナヤマボウシもあります。
ヤマボウシ
<写真はクリックで拡大します>