ガーデニング便り
12月になって一気に寒くなり、身体も心も縮まってしまいそうな師走ですが、そんな時こそ、明るくカワイイ色あいの寄せ植えで気分を上げていきたいものです。
毎年、花の少ない真冬に美しい姿を楽しませてくれるクリスマスローズに、ピンクのシクラメンと、色とりどりのバコパをあわせました。さらにカルーナの葉の色でオレンジや黄色をプラス。寒さに負けない鉢で、年末年始を元気に乗り切りましょう!
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高さ1〜2mほどになるツツジ科の落葉低木。東海地方、紀伊半島、四国、九州などの限られた地域に分布し、土壌の痩せた岩がちな場所にも生育します。
春には透明感のある新緑とともに釣り鐘状の白い花をたくさん咲かせ、秋には鮮烈な紅葉で風景を彩ります。落葉したあとの繊細な枝ぶりのシルエットも美しく、四季それぞれに楽しめるたいへん優れた庭木です。
明治時代から広く利用され、現在も庭園、公園に欠かせない庭木となっています。過酷な環境に自生するため幅広い環境に耐え、場所を選びません。ただし、日当たりがよくないと枝がまばらになります。刈り込みにも強く、生垣やボール状に刈り込む玉仕立てなど、さまざまなアレンジが可能です。刈り込まない場合も、枝が横に広がり高木との組み合わせで野生味のある庭を演出できます。枯れ枝が鋭く尖ることがありますので、剪定の際はご注意を。枝ぶりがよいので、いけばなにも重宝します。
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