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植物図鑑

さ行の植物
 
サイネリア
サイネリア

キク科サワギク属、カナリア諸島原産の非耐寒性1年草。(別名、シネラリア、フキザクラ)他に赤、白、ピンク、濃青の単色。蛇の目模様も多種類。開花時期は12〜4月です。 9月に種まきし、その後1株ずつの鉢植えにします。冬は室内の日だまりで鉢土を乾燥させないようにします。10日に1回くらいの液肥で長く花を楽しむことができます。
 
さくら
さくら

バラ科の落葉高木で、種類は約300種と多く、花は淡紅や白。北半球の温帯から暖帯に生息します。
代表種は「染井吉野」で、いわゆる桜前線はこの‘染井吉野’の開花の北上してくる時期である事は御存知の通りです。
 
ザクロ
ザクロ

ザクロ科ザクロ属、原産地イラン。落葉中木。
5~6月に日当たりの良い場所に植えつけます。6~8月に朱赤の花を咲かせ、剪定は花後にします。10月下旬が収穫期です。東北より北では地植えは難しいようです。
鬼子母神の神話では、鬼神がお釈迦様の教えに改心し、柘榴の実を賜ったと伝えています。
 
さざんか
さざんか

ツバキ科、ツバキ属。日本原産。常緑中木。日本を代表する花木の一つ。
ツバキと異なり、葉も花も小ぶりで、開花期は木枯らしの吹き始める秋から初冬。花弁は一枚ずつ散ります。
3月中旬〜4月中に刈り込みます。生け垣・円筒形仕立てなど、強い刈り込みにも耐えます。ピンクは、新乙女。白に黄色のおしべの花は白昭和という品種。
 
サルビア・ファリナセア
サルビア・ファリナセア

品種名、ビクトリアブルー。シソ科サルビア属、北アメリカ原産、一年草。別名、ブルーサルビアと呼ばれています。
草丈40cmほどで、花立ち多く、耐暑性に優れます。日当たり良く、風通しのよい所に群植すると、初夏から秋の花壇を美しく彩ります。 8月に切り戻し、追肥をすると、秋にまた花穂が上がってきます。
 
ジギタリス
ジギタリス

ごまのはぐさ科ジギタリス属。心臓の薬、劇薬なので食さないこと。 英名はフォックスグローブ。(和名、キツネのテブクロ) 花期は5月〜8月、白、クリーム、紫紅などの花色で草丈は150cmにもなり、 直立します。半日陰でも育ち、わきから次々と開花します。種まきは6月あるいは9〜10月。
 
シクラメン
シクラメン

和名は‘かがりびばな’。日本では年末の鉢物としてすっかり定着しています。
和名の由来は、歌人の九条武子が新宿御苑のシクラメンを見て「かがり火のようね。」と言ったことからきており、それを聞いた植物分類学者の牧野富太郎がつけました。
 
シラン
シラン

ラン科、シラン属。原産地、日本・中国。根茎は漢方薬。冬は地上部が枯れますが、宿根草。花期は5〜6月。
耐寒性・耐暑性に優れ、数年植えたままで群生します。庭のやや広いスペースに重宝します。4年ほどたって大株になったら、2月中旬過ぎに掘り上げて根茎を分けましょう。他に白花のシランもあります。
 
ジンチョウゲ
ジンチョウゲ(沈丁花)

ジンチョウゲ科、ジンチョウゲ属。原産地、中国。常緑低木。花期3〜4月。アプローチの脇などに植えて、早春に芳香を楽しみます。他に白花の品種や、葉に斑が入るものもあります。
半日陰のやや湿った場所を好みますが、粘質の土では根腐れします。剪定は花の直後に行います。
 
スイセン
スイセン(フォーサイト)

ヒガンバナ科、スイセン属、地中海沿岸・中国原産。
フォーサイトは草丈35cmほど。3〜4月に開花。ラッパスイセンに区分されます。スイセンは、まわりの花弁(花被片)と中のカップ(副花冠)の形や、その大きさの比率によって分類されています。秋植え球根ですが、3年に一度の掘り上げ・株分けは6月頃に行うのが良いでしょう。
スイセンの学名はナルキッサス。ギリシャ神話の美少年ナルシスの物語に由来しているのです。
 
スウィートアリッサム
スウィートアリッサム

アブラナ科ロブラリア属の一年草。地中海沿岸が原産。草丈は10〜15cm位で、枝の先に香りの良い4弁の小さな花をびっしりとつけます。花期は、通常は秋に撒いて3〜6月、寒冷地で春に撒くと夏から秋に咲きます。花色は白・ピンク・紫などで、群生するとカーペット状になる為、花壇やコンテナの縁取りとして人気があります。花言葉は「優美」です。
 
スカビオサ
スカビオサ

品種名はバタフライブルー。まつむしそう科の多年草で、開花は5〜9月頃まで。小花が集まり径3〜4cmの1つの花に見えます。草丈は35cmほど。日当りよく、水はけのよい土を好みます。耐寒性があり、秋まきとして翌春開花します。酸性土で育ちにくい時は、石灰を混ぜてください。 他に桃、紫紅、黄、白の花色のもの、草丈70cmのものもあります。
 
ストック
ストック

アブラナ科、マッティオラ属、地中海沿岸原産。一年草。
花色豊富で、白、ピンク、赤、紫、黄色など。寒冷地では3〜4月に種まきすると初夏に開花、暖地で7〜8月に種まきして12月頃開花します。育苗時の立枯病を防ぐため、排水・通風の良い場所に植えましょう。
 
千日紅
せんにちこう[千日紅]

ヒユ科センニチコウ属、熱帯アメリカ原産。一年草。赤紫の品種はローズネオン。他にピンク、白などの品種もあります。夏から秋にかけて咲き続けます。種まきは3〜5月頃、砂と一緒にすりあわせ、まわりの綿毛を落としてから播き、覆土します。
球状の色鮮やかな部分は花びらではなく、1つ1つが花をいだいたホウという部分の集まりです。ドライフラワーの素材として人気があります。
 
千両
せんりょう[千両]

センリョウ科の常緑低木。暖地の林下に生えます。高さは約50cm程度。葉は長楕円形で互生し、縁は荒い鋸歯状です。初夏に短い花茎を葉の先に出して細かい黄緑色の花を穂状につけ、晩秋には直径5mm程度の球形の果実が紅く熟します。3〜4月が植え付けの時期で、挿し木や実生で比較的簡単に増やすことが出来ます。別名はクササンゴ。
(イラスト/のはな 由美)

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