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  長期不在の際の防犯アイデア

長期不在の際の防犯アイデア  季節もよくなりお出かけの機会も増える時期となりました。でも長めに家を空ける大型連休は、年末年始に並ぶ空き巣のかき入れ時でもあるのです。今回は旅行など長期不在時のちょっとした防犯アイデアを紹介しましょう。


 まずは基本的なことですが、新聞を止めてもらう、大きな音のする小石を家のまわりに敷き詰めるなどの工夫。これらは空き巣が嫌がる効果の高い対策です。 空き巣は必ず事前に下見をしてから侵入します。ポストや新聞受けに中味がたまっているのも留守のサイン。ですから出かける前に新聞を止め、ポストも中が容易にのぞかれないよう、できれば施錠します。一方音の出る敷石ですが、住人が留守なら意味がないのでは? と思うかもしれません。でもこれは空き巣が音を極度に嫌う心理を突いたものとしてとても有効です。お出かけ前に限らず普段から取り入れておけば、長いお出かけの時も安心ですね。


 新聞を止めることなどによってある程度は留守を悟られることを防げますが、夜間に何日も明かりが点いていないと、どうしても家を空けていることが分かってしまいます。かといってつけっぱなしで出かけることもできません。そんな時には、毎日決まった時間に照明のオン・オフをしてくれる照明用のリモコンが便利です。使用している照明器具の電源とコンセントの間に機器を入れるため、後から追加できるため便利です。これなら、不在時も夜間に明かりが灯り、在宅のように演出できます。


 監視の目が行き届いた家であることを示すには、ダミーの防犯カメラを設置する手もあります。実際のカメラではありませんので価格はリーズナブルです。ダミーといってもなかには本物の部品を使い、動作中であることを示すLEDランプも点灯する本格派(?)もあります。


 また、留守にする際の戸締りにも気を付けるべき点があります。トイレやお風呂の小窓は格子もあるし、ニオイや湿気がこもるからと開けておくことも多いのですが、狙う側はこういうところに目を付けます。2階以上でも油断はできません。施錠は必ず行いましょう。


 最後に、長期不在とは逆に10分〜20分のゴミ出しや買い物、庭先の掃除等について。長い外出では用心する意識が働きますが、「ち
ょっと」の油断を突く侵入盗もいるようです。こうした短時間の際も必
ず鍵をかける習慣をつけましょう。


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